私にとって美しいボディとは?
人生の中で、経験した不幸と言われるものも多い私ですが
経験した体重の変化の振り幅もなかなかの経験値だったりします。
そもそもどうして、同じ人間なのにこんなに身長や骨格が違うのでしょう?
実は、私、体重の増減や個々のサイズの増減はあるのですが体型の比率がずっと変わらないのです。
私自身はとってもスレンダーな体型にずっとずっと憧れていた時期があったのですが、骨格から全てが何故かラテン系グラマラス体型。(骨太で腰と胸にウエイトがあり、肋骨の形が丸めで厚みがあるそうです。)
いいよねーと羨ましられるけれど、日本人っぽくない体型のため服のサイズが難しいという物理的な問題もあったり、可憐さとか可愛さと全然無いじゃんと自分の体型はコンプレックスでしかなかったのです。
でも、この体型でこの人生を生きることを選んできたんだろうなと感じる出来事があって、それ以来このボディが好きになりました。
この世界に来る時に、それぞれがその目的に応じたボディを選んでくる。
その原型のボディの美しさが本来のその方が持つ美しさではないのかなと思っています。
原理原則からアプローチすれば無理なく自然な美しさに。
いろいろな事情から、体重が増減していく中で、どうして、私は脂肪の鎧を身につけようとしていたのか?
その脂肪の鎧をどうやって脱ぎ捨てることが出来たのか?
心理学的な観点から見たアプローチでお伝えしていきます。
ちなみに、体重が落ちた時、私は一切運動についてはしておりません。本当は運動も大事なのですが、私は心肺機能がかなりおばあちゃんな状態のため、運動制限があるという事情からです。
物事には法則や原理原則があり、そのアプローチから原型の美しさに還るというのが重要ではないかなと思っています。

前提として必要なことを確認していこう
1 自分の身体の状態を知ること。
これは2つの意味があります。
ひとつは文字通り、現在の自分の身体の状態を認識すること。
お腹がぽっこりしすぎてる→どのくらい?
- プニってつまめる程度なのか?
- 鷲掴みに出来る程度なのか?
- 大黒様なみの豊かなお腹なのか?
そんな感じで体全体をチェックしてみてください。
もうひとつは、原型のボディを知ること。
意外と骨は太い。
太腿はがっしりしてるけど足首は細い。
足首がずんどうだけど、本当は細いんじゃないかな?
という感じで観察してみてください。
自分の理想とする体型はあると思いますが、今回のボディは違う骨格やラインを持っているかもしれません。
私はオードリーヘップバーンのような可憐な体型になりたいってずっと思っていましたが、原型がマリリンモンローのような肉感的なボディ。
自然なシェイプアップで出来るものではないし、そもそも自分の美しさを否定しているということに気がついた時に、では、このボディが一番美しい状態ってどんな状態だろう?と自分観察とチェックをしてみました。
まず、私には私にしかない美しさとして設定してきたボディがあるということに目を向けてみましょう。
標準体型に捉われず、自分の持っているサイズ感、健康で調和が取れていることが重要です。
2どうして今の体型になっているのか?
通常だと、ここで減量の目標設定が入ると思うのですが、心理学的なアプローチから考えた時に、そもそも何故減量したいと思う体型になっているのか?
そこには、根本的な原因があり、行動が起き、結果が出てくる。
結果から原因を見ていくことで、行動は変わっていきます。
私の例で言えば、
- 脂肪の鎧で防御しなければという潜在的心理的要因。
- 脂肪の鎧を作るためにひたすら食べる。
- 結果、原型のボディに脂肪の鎧を着た私が出来上がる。
この潜在的心理要因は、人それぞれです。
過去の経験や浴びせられた不用意な言葉、ズレた価値観などなど。
次回以降は、この潜在心理的要因と過食のメカニズム、本来の美しさとは何か等、お届けしていきますね。