ツーショット撮影で気づいた私の奥に隠された恐怖

その事に気づいたのは、本当に偶然で想定外だったので驚きました。

尊敬する男性の方との2ショットを撮りましょうという事になった時、他の女性の皆様が抱きつかんばかりに密着して撮ってる中で、垣間見たものでした。

カメラマンさんから、もっとくっついてくださいと言われ、寄ってくださるお相手の方、逃げてしまう私。

え??なんで??気持ち的には近づいてるつもり、でも体が拒否している...?

苦笑いされたまま一番近づける距離を取ってくださり撮影終了.

もしかして私、今、男性が怖い???思い当たる節がないわけじゃないけど、そこまで怖いの???

そして、その頃の私は人生で一番体重が多かった時期でもあり、女性としての自分に対する自信のなさは多分MAXの頃でした。

その正体を可視化してわかったこと

その後すぐに常冨泰弘さんとの出会いがあり、講座を受けた初日の帰宅後にそれは起こりました。

その日、常冨さんに言われた事は、「怒っていいんですよ。感情を押さえなくっていいんです。」

心が落ち着かない、いつもなら波立たせないように統御し抑え込めるのに、他のことで気をそらそうとしても、どうやってもどうにも手が付かない。

観念して、紙とペンを持って椅子に座って、抑えるのをやめる事にした。

まずは感じていることを書き出しながら、止めないと決めて内側を見てみる。

怖い、吹き上がってくる感情、今まで感じたことがないものだから得体が知れなくて怖い。

気がついたら、ものすごい勢いで感情の塊が体から出ていって、胴体の3分の2くらいが無くなったんじゃないのかと言うイメージ。

それは粘着質でヘドロのような黒い塊で、悲しみと怒りと怖さがそれぞれの濃淡で混ざってうごめいて、苦しいって叫んでいた私の内側から蓄積された感情たち。

手をつけるの嫌だなって思うほどの生々しい感情たちを種類別に切り分けていくと、それは一つの言葉になって行った。

本当は言いたかったのに言えないでいた言葉が顕になったので、あえて声に出して口から出した瞬間、体の奥から振り絞るように声を出して泣いた。

切り分けた小さな塊はまだまだあって、そうやって切り分けて見つめながら、感じたことをノートに書いて行き、その言葉たちを書き換えていく。

この時、私が吐き出したヘドロの正体は「女性としての無価値感」「男性への恐怖、不信感」

性的な道具としてしか扱われないと言う女性としての無価値感から諦めているように見えて、その奥にあったのは、男性に対しての激しい怒りと恐怖でした。

こんなにも私、怒ってたし、こんなにも悲しくて絶望していたんだと思い知りました。

こんな私なんて女性としての価値はないと言う絶望から、性的な道具に扱われなくていいように、男性に興味を持たれないようにと、意識の奥が選択したのは脂肪の鎧を着込んで自己防衛すること。

そんな全貌がわかった時に、私は自分に約束をしました。

ちゃんと怒っていい、嫌なことは嫌だとちゃんとNOは口で言うと決めて、女性としての自分を大切にしていく事を決めたのです。

無意識に無自覚に食べ続ける根源にアプローチすることでの変化

その後、私に起きた大きな変化はいろいろあるのですが一番わかりやすかったのが体重の減少。

食べるものの嗜好が変わり、食べる量が減って行ったので綺麗に体重が落ちていきました。

その時期に読んだ本がこちら

チョプラ博士の「心を満たせばカラダはやせる

この本を読んで、自分の身に起こった変化のプロセスを知りました。

無意識に無自覚に食べ続けていた私の奥にあったこの根源的な部分へのアプローチから、ダイエットしなくても減少する脂肪のシステムが自動的に出来ていたと言うこと。

心の奥で起きていることを可視化し認識し変えることで起きていく変化は、毎週少しずつ体重が落ちて、この時は半年後に最終的には20キロくらい減量。

女性としての自分を大切にし楽しむと決めたので、花柄の可愛いスカートや体のラインが綺麗に出るワンピースを選び、可愛い自分、綺麗な自分を喜べるようなったのです。

ちなみにその後、写真を撮る際に男性に距離を極端に取ることは無くなりました。

無価値感の強い人の口癖は「私なんて」

これを持っていると無意識に体は「私なんて」の奥にあるものを選択していきます。

主感情の診断テストをしてチェックして自分の傾向を知ることも大事です。

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